絶対反対!越谷市議会「辻浩司議員に反省を求める決議」

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    びっくりするくらい多くの方から、私のブログに詳細を記載してほしいとの声が届いています。
    それに応えるために、私の見解を以下に記載します。
     
    まずはこの決議の背景から説明します。(決議案内容は下記リンクから参照)
    辻浩司議員に反省を求める決議について 越谷市議会 HP

    ※尚、決議の文面だけみると、辻議員が一方的に悪いような感じに見えてしまう可能性も
    ありますが、下記の私のブログをみて判断してほしいと思います。
     
    まず、議会初日の12月2日、私の所属する民主党・市民ネットワークは、
    「特定秘密保護法案の強行採決に抗議し、慎重な国会審議を求める意見書案」を提案しました。

    尚、意見書は、基本的に定例議会告示日に開催される議員会の日の11月25日まで案文を
    各会派に提出することになっており、議員会終了後に提出する場合は、
    議会運営協議会で協議し意見書に『緊急性がある』ということ認められれば、
    提出できるということになっています。
     
    議会運営委員会での自由民主党市民クラブ、公明党越谷市議団の両会派は
    「緊急性がない」との意思を示し、全会一致が原則である議会運営委員会では、
    緊急性がないとの結論に至り本会議に提出することは見送りました。
     
    本会議へ提案できなかったことについて、辻浩司議員がツイッター上で
    「自民・公明の不当な反対で、意見書の提案そのものを阻止されました」と記述し、
    そのことについて、その後の議会運営委員会、代表者会議にて「不当な」「阻止された」
    という表現が誤解を招く言葉だという意見があがりました。
    両会派は辻議員に訂正を求めましたが、辻議員がこれを拒否。
    このことが引き金で本決議が提出されました。
     
    問題は辻議員が「自民・公明の不当な反対で、意見書の提案そのものを阻止されました」
    という言葉を利用することに、客観的事実があったかどうかが一番重要です。

     
    その点を説明していきたいと思います。
     
    自由民主党市民クラブ、公明党越谷市議団の2つの会派から「緊急性がない」
    として提出された理由は次の3つです。
     
     崟莎帖糞腸饅蘰に採決をすること)が必要だから緊急性がない」
    ◆崔亙議会が国会に関与するのはなじまない」
    「国会で現在審議中なのだから緊急性がない」

    ※ちなみに´△砲弔い討蓮決議の文面に書かれていません
    私が推測するに「全く理由になっていないからです。」

    辻浩司議員の「不当な反対によって阻止された」とはこの3つ( 銑)の
    理由をさしています。
    そしてこの自民党市民クラブ・公明党越谷市議団が言っている「緊急性がない理由」が
    どれだけ合理性に欠けているのか説明します。
     
    1つ目「先議が必要だから緊急性がない」について説明しますと、
    先議か否か(簡単にいうと議会の初めに議決を行うか最終日に行うかということです)は、
    議案が提出された後の話なので、本来意見書を提出する前の「緊急性がある否か」という
    判断には、まったく関係がありません。
     
    2つ目の「地方議会が国会に関与するのはなじまない」という意見がありましたが
    地方自治法99条にて国会に意見書を提出することが認められており、
    全く間違った解釈です。そして「緊急性がある否か」という理由には、
    全く関係ない話であり2重の意味で間違っています。
     
    3つ目「国会で現在審議中なのだから緊急性がない」について解説します。
    一見正しい理由のように聞こえますが、私は全く理由になっていないと判断します。
    衆議院での強行採決後、参議院で審議している最中で、その審議の方法に問題があり、
    採決までに時間がないから緊急に提出したいと言っているのに、審議しているから良いと
    言うのはそもそも理由になっていません。

    また審議中であるか国会に任せようというのは意見書が本会議へ提案された後の議論の
    過程で出てくる話であって、緊急性があるか否かにはあまり関係がありません。
    (本議会提案後において、これは私たちでは判断しかねるので国会の判断を待ちましょう!
    とか!専門性が高すぎるので国会の判断を待ちましょうというのは、
    もちろん通常あることでこれを否定するつもりは全くありません)

    更には議員会後の国会で審議中に発生したものは緊急性がないという理論が通ってしまったら、
    今後同様のことは、内容に関わらずどんなものでも意見書を出すことができません。
    それはまさしく地方自治法99条の意見書の提出が出来るという主旨から外れてしまう
    と考えます。繰り返しますが、本議会に提案したあとの中身を詰める過程で議論すれば良いのです。
     
    過去の例もお話します。
    越谷市議会では、平成23年9月定例会では公明党越谷市議団から
    「吉川橋の架替えに伴う仮橋(車両通行可能)の設置を求める意見書について 」が
    同じように議員会の日が過ぎてから提出されていますが、この度の件と比べて緊急性が高いと
    思える基準は見当たらないにも関わらず、自民党市民クラブ・公明党市議団ともに緊急性が
    あるとの判断をしています。
    (この時の判断が悪いとか間違っているというつもりは全くありません)

    もちろん議会運営委員会のメンバーがかわれば、意見は違うということはあるかもしれませんが、
    ある程度、判断基準には一貫性が必要であると考えます。
    尚、「前回の意見書に緊急性があって、この度の意見書には なぜ緊急性がないのか?」という
    質問に対して公明党越谷市議団は、,痢崟莎弔必要だから緊急性がない」ということを
    述べていて、そもそも理由になっていないというのは先に述べた通りです。
     
    またこのについては、
    1つ分かり易い例を記載しておきます「マンション建設の例」
    ある場所にでかいマンションが建設中であり、周りの市民は、例えば「日が当たらなくなって困る」
    とか、「景観が阻害されるから困る」という理由にて建設そのものに反対しています。
    反対意見を言わないと建設が終わってしまうわけです。
    だからこそ建設中に反対を言わなければならないということです。
    要は緊急性があるわけです。
    そこを地権者の判断に任せれば良いと言っているのと同じ解釈ができると思います。
     
    以上の3つの緊急性がない理由を読んでみなさんはどのように思ったでしょうか?
    私は、全く理由になっていないと考えます。

    また本議会でも、このことについて質疑しましたが、私の考えを覆す解答はもらっていません。
     
    先に3つの意見が自由民主党市民クラブ・公明党越谷市議団から出た後に、
    辻議員は議会運営委員会の中で
    「緊急性がないと説明できる理由になっていない!理由になっていない理由にて反対の理由とするのはおかしい」
    という発言を繰り返し、自らの主張を述べていましたが、両会派はそれ以上に、反対意見を述べておりません。

    私と辻議員は全く同じ見解です。
     
    ここで辻議員が考える客観的事実は
    ・自由民主党市民クラブ・公明党越谷市議団が「緊急性がない」と言える理由を述べていない。
    ・辻議員が更なる意見を求めても、それに応じていない。

    という2つのことであり、
    「緊急性がないとする意見として不当に思う」と判断し、
    「自民・公明の不当な反対で、意見書の提案そのものを阻止されました」と発信したことには、
    客観的事実に基づいた主観であり、全く問題がないと考えます。
     
    またこの時の辻議員の発言とツイッターのコメントにも、一貫性があります。

    そして議会運営委員会の決定が不当だと違法だとか言っている事実は一つもありません。
    議会のルールは順守しており、あくまで反対の理由が不当だと言っているのです。
     
    一方、自民・公明・清流越谷の3会派からは、議案を通したいのであれば、
    各会派に調整をして汗をかく必要があったのでは?と、辻議員が努力を怠った旨の話を
    していますが、それは意見書に緊急性があるか否かに全く関係がありませんし、
    頑張れば「緊急あつかい」別な解釈を加えると仲が良ければ「緊急あつかい」と言っているのと
    同じで全く筋違いの話だと思います。
    (もちろん議会は人間の集まりなので、何事にも調整が必要であるということ自体は
    否定しませんが、この度の緊急性があるかないかという理由には該当しません。)
    また緊急だからこそ、調整している時間がないのです。
     
    また別の視点で述べておきますと、ブログの取り消しに応じない議員は過去にも
    いたにも関わらず、この度、辻議員の発言にだけ、反省を求める決議をしているという
    事実も付け加えておきます。
    (私にはなぜだかわかりません)
     
    様々なことを書きましたが、「理由なき、理由にて緊急性がない」として反対した
    自民党市民クラブ・公明党越谷市議団の反対理由そのものが問題であって、
    辻議員の発言には十分な客観的根拠があり、正当性があり、反省をする必要はなかったのです。
     
    議会は、「言論の府」といわれるように、議員活動の基本は言論であって、
    問題は、すべて言論によって決定されるのが建前とまでと言われており、
    だからこそ、議会においては、特に言論を尊重し、その自由を保障しているということも
    付け加えます。(もちろん 議場の秩序を乱したり、人格を否定するものはいけません)
     
    そして「言葉に気を付けてほしい」というお願いと、「個人を議決にかける」という行為は
    全く別時限の話です。
     
    更に加えて本件における学者の言葉も紹介します。2013年12月12日東京新聞
    <松本正生(まさお)・埼玉大教授(政治学)の話>
    意見書案の内容は緊急性があると思われ、事前に握りつぶすようなものではない。
    手続きを踏んで本会議に提案し、審議するべきだった。
    (辻市議が)ツイッターで「自民・公明に阻止された」などと発信したのは、
    地元住民以外にもアピールする意図を感じるのでどうかと思うが、発信内容に問題はない。
    (辻市議に)反省を求める決議案を出して市議会で時間を割くこと自体が問題で、
    市議会の存在意義が問われる。市民は冷めた目で見ていると思う。

    まさに緊急性があり、発言には問題ないと言っています。

    私もその通りだと思います。
     
    最後に本議案の討論で他の議員が素晴らしい言葉を引用していたので記載します。
    フランスの哲学者のヴォルテールの言葉です。
    「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。」
    民主主義を象徴する言葉であると、私は感じております。

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